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2007年05月13日
晴天なり。仕事場なり。 先日は、69歳のAD&73歳の編集者&77歳の出版社社長という、まるで昔話に出てくる長老会議のようなメンツのそろう中作業。
「俺ぁねー、あいつがこんな事言ってくるもんだから参っちまったよ。まったくしゃーねーや。」 それどころではないのだがなんとなくいいものを見た気持ちでうれしい。 さる大御所デザイナーがアルツハイマーでもう何も解らなくなってしまったらしい。 彼らにしてみたら一緒に一時代を築いてきた戦友のようなものだから、場は虚ろな空気。 私は全く面識のない方なので悲しむ筋合いはないのだが、悲しくなった。人生全体の雲行きとして。この手の人たちが舞台から去るごとに、一つの時代が丸ごと幕を閉じるような感がある。 死を意識して生きてきたというのに、終幕を自分で意識することなく意識、存在そのものが日々立ち消えて終わってゆくのは恐ろしいことだ。次第に知人が他人となってしまう焦燥感はいったいどのようなものだったのだろうか。 70過ぎてなお徹夜までして仕事に明け暮れる人たちを目の前にする日々はうれしくもあるが、また、この職場においては喪失の便りもよく聞く。 総括して言えば、今の職場は学ぶ事が非常に多い。 |
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